2016年 10月 06日
先日、隣町の小さな画廊へ出かけた。 ずっと実際に拝見したい方の絵の個展があり、念願叶った。 絵本のような懐かしく、温かみのある絵のタッチと色使いは、やっぱり素敵だった。 我が家に迎え入れたい絵もいくつかあったのだけれど、 表示金額の桁がひとつ多く、目に焼き付けることにした。 そして、この小さな画廊のご夫婦がとても気さくな方で、 親戚のお家に遊びに来たような居心地の良さだった。 私が一緒に出かけた友人に小声で、 「(絵を)あげるって言われたら、どれにする?」 にやにやしながら質問した。 返ってきたのは友人の答えではなく、画廊の奥さまの声だった。 「その所有欲を持つのは大切なことよ~。」 その質問が奥さまの耳に届いていたのにも驚いたけれど、 絵を売るのが生業の奥さまが、 私の子供じみた質問を否定せず、同調してくださったことが嬉しかった。 少々、恥ずかしくもあったけれど。 このご夫婦は、作品を売るのだけが目的ではないのだな。 またひとつ素敵な場所を見つけた。 芳名帳の上に可愛い文鎮。 リスが好きなあの方を想い出す。
by potori_ms
| 2016-10-06 23:37
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