2012年 02月 12日
太陽とウクレレ
日陰の肌寒い部屋から、
レースのカーテン越しに、青空と雲と太陽が見える。
部屋に閉じこもっているのはモッタイないと思い、
一度食べて、忘れられなかった味のスコーンを求めて、車を走らせる。
車中は、狭い窓から降り注ぐ太陽の光のおかげで、暖房要らず。

私にとっては、通過ポイントでしかない沿道に、
その土地、土地で生きている人を見かける。

日向のベンチで、バスを待っている老夫婦。

押し車をイスにして、半円を囲み、
顔をくしゃくしゃにして笑っている3人組のお婆ちゃんたち。

今からお出かけなのか、車の周りにはしゃいだ2人の子供と、若夫婦。

何でもない休日だけれど、平和で穏やかだなぁと、
昨日と同じ今日のありがたさを感じる。

お寺の一角を間借りされたお店に到着。
障子で閉められた入り口に立つ。
すると、ポロロンという心地よい弦の音と、柔らかい歌声が聴こえてくる。
そーっと障子を開けると、店主さんがウクレレを演奏されていた。
しかし、私の姿を確認すると、
店主さんは恥ずかしそうに、慌ててウクレレを隠してしまった。
あぁ、もう少し聴いていたかったなぁ。

ほんの少しのウクレレの音がいい気分にしてくれる。
不意打ちの優しい音と、
お寺というシチュエーションで聴いたのが、またヨカッタのかもしれない。
そして、私は、しっかりスコーンを買って帰る。

太陽とウクレレが、何でもない1日を彩ってくれた。
あ、それと、おいしいスコーンも(笑)。
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by potori_ms | 2012-02-12 23:59 | 日々 | Trackback | Comments(0)
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